質の悪い塔婆(その2)
某葬儀社が持ってくる葬儀用の塔婆がひどい、トゲ刺さる、というお話の続きです。
ご覧のような塔婆がきて、時々トゲが刺さったりするので、もう、あなたのとことの塔婆は要らない、と言って、うちで使ってる塔婆に書いていたのですが、葬儀社が得するだけか、と思って「トゲが刺さらないのなら持って来て」と言ったものの・・・
持ってくる人は持ってくるだけで、ワタシが言ったことは「上」には伝わらないようで・・・
相変わらずのを持ってきます。
ひどいときには、というか、だいたいのは、サンドペーパーをかけて、面取りするようにしております。
まったく面倒です。
ウチに塔婆を持ってくる業者も呆れていました。
その時、その塔婆をよく見たら、なんと、集成材だった、ということに気がつきました。
これですね。
木っ端のようなのを合わせて、それだと表面に「集成材!」ってのが出ちゃうので、両面に1mmも無い板を貼っているのですよ。
手間かかってるじゃないですか?
これは、手間をかけても、コッチの方が安い、ってことでしょうか?
しかし、それで品質が落ちては困ります。
まぁ、割り箸もエコぢゃない、と言われるご時勢ですから〜、塔婆だってね〜、考える必要があるのかも知れません。
生活必需品ということもなく、必要性・必然性という視点では割り箸の方が必要なものと言えるでしょう。
日本全国で、消費される塔婆用の木材も半端な数ではないでしょう。
(殆ど輸入ですが)
廃材で作るお箸のように、木っ端を集めての集成材を使うコトで、無駄を無くす、という観点も必要かも知れません。
もともと、そんなに必要な物ぢゃ無いだろう、と言うことは口が裂けても申し上げられませんが・・・宗教的意味を見いだせないヒトタチが「塔婆は要らない」のどと言って下さったら、書かなくて済むのに・・・とか言うことなど、死んでも言えませんが・・・
(^^)
浄土真宗のように「塔婆は書きません」という宗派もあるにあるわけで・・・
こういうのはイケマセン。
これは困りました。
実際、今回、久し振りにトゲが刺さりました。
痛点を回避していたのか、まったく気がつかず「指になんかプクッと盛り上がってるのがあるぞ」と見たら、トゲが刺さっていたのでした。
(>_<)
凸凹で書けません。
これはナントカしていただきたい。
コレではエコの前に「安い物」ということになって仕舞います。
サスガに、これを見て気がついたのか、司会をしている女性が「上に言います」と申しておりました。
果たして、カイゼンされるのでしょうか?
乞うご期待!
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