カメラ系YouTuber・・・
YouTubeというのは、Instagramや「X」もそうだけれど、全世界がそれぞれの中で「ひとつの世界」になっている。
世界に繋がっていて、みんなが同じ物を見ているということ。
それは、清濁善悪優劣関係なく、ひとつ世界にまとめられるという、ネットの恐ろしく簡便で、恐ろしく大きな存在と言える。
「その中のみんなが見る」ということ。これが大きい。
ニコンZ50Ⅱが発表になるやいなや、これだワ(^^)
「買うべき人」とか、おまえ誰や?!・・・って感じ(^o^)
他にも、わかりきったことをグダグダ言ってる。
もう・・「あんでコンナのにメーカーがおもねる?!」という妬みも込めて思うのよ。
まぁ、色々言ってるけど、みんな「何様」なんだろ?・・・そんな感じ。
歴史あるカメラ雑誌が無くなってしまった。
写真の「文化」を語ってきた本が無くなって、写真の文化が消えたようなきがしたが、案外、ネットを通じた広がりを持ってはいるようだ。
しかし、ネットの中で蔓延っているのは、そういう気質では無い。
「作例写真」という、ヨクワカラナイ写真だったり、機材の性能比較だったり、そんな物ばかり。
写真家・渡部さとるさんに依れば、コロナ禍で「カメラ系YouTuber」というのが増えたんだそうな。
ちょっと前に色々見ていたが、まったくと言って良いほど参考にはならないし、参考にはしない方が良いような「情報」が垂れ流されている。
「写真系」ではなく「カメラ系」はダメなのが多い・・・というか、殆ど。
「プロ」を名乗る者も多いが、偏っていたりする。
ただ、メーカーも、紙媒体に広告を出すより「カメラ系YouTuber」に機材を提供すれば、みな喜んで「宣伝」してくれる。
自分が認められた、というような感じで嬉しいのだろう。
メーカーからのカメラの貸し出しで、みんな喜んで・・なのだから、こんなカンタンなコトは無い。
もともと承認欲求が強いからやっているようなものだから、それに拍車がかかるわけだ。
ネットなんだから「5ちゃん・2ちゃん」のような本音をさらけ出すような世界であって欲しいが、そうはならず、プロ以上の忖度世界。
ひどいものだ。
宣伝効果は高い。
雑誌はお金を出して買わねばならないが、YouTubeはタダだ。
それで、世界中のヒトタチが、同じYouTubeという世界を見ている。
宣伝の「費用対効果」は、雑誌のソレとは比較にならない。
これじゃあ、雑誌はダメになるよな〜、と思う。
「Z50」と検索しただけでこれだけゾロゾロと出てくる。
もう、サムネイルを見ただけで内容の馬鹿馬鹿しさが分かるようなのばかり。
まったく以て、くっだらない。
大体のYouTuberは、1回見たら見ない。
見るべきと思う物は数える程しかいない。
「X」もそうだが、糞味噌一緒で、大凡がクソ。
結局「X」はFacebook化して、Facebookは「X」化していて、同じような物になっている。
特に「X」は、広告が出まくるし、Twitterから「X」となって、ロクでも無い感が増すばかり。
なんだかな・・・・でありますわな。
いや、もう、ホントに、大きなお世話、お前何物?、お前が言うか?、写真ヘタじゃん・・・なカメラ系YouTuberが目に付く。
もう、見ないけど・・・
ワタシも、よくもまぁ、という位、写真を撮っているけれど、最近、惰性になっている感がある。
ブログという場があるから撮っているわけで、以前のように、機材に対する「試して見たい」という気持ちは無くなっている。
その一助がカメラ系YouTuber様のお陰かも知れない、とも言えそうだ。
忖度ばかり、的外れのカメラ系YouTuber様のお陰で、そういう気持ちは「卒業」させていただきましたです、はい。
もう、年寄りですし、ね、もう、アレコレ・・・は良いのであります。
・・と言いつつ・・・?
(^^)
この記事へのコメント
007
で、現在メイン機はnikon一眼レフになっております。
車も軽ですが、安造り(サイドミラーが小ぶりで後方視界が頼りない、等々)でイザ買うときに、欲しいオプション付けようとすると以外に高い見積もりになるスズキを止めて、日産車にしたのも、リアル試乗して確かめてから購入して、それなりに現在も満足しています。。。
当たりはずれに要注意です!
タロウカジャ
まあ、ニコンの入門機のベーシックモデルなので製品としては納得ですがD500の後継機を願望される方には不満が有るようです。
まあ、見ている分には参考になりますし、この方はどの切り口でくるのかを楽しんでおります。
小生はまだまだFマウントのカメラで撮影をしております。
Zシステムは羨望のまなざしで見せて頂いております。対岸の桜花を見て楽しむ気分です。
三日ボーズ
自分の感覚が乱れるので、見ないようにしています。
ろくでもないものばかりで参考にはならないとおもうんですよね〜。
YouTuberに貸せば、喜んで得意気に宣伝してくれるわけで、メーカーもこんな安上がりで便利極まりないでしょう。
乗せられているのはYouTuberなんですけどね・・・。
コレを使えばあんな写真が撮れるのか?と、撮りたい写真のために機材をアレコレやっておりましたが、そういう幻想からは目が覚めましたので、マイペースであります。
ひるのいこい
まぁ 三日ボーズ様 あれですよ。
昔オートバイ誌とか CAPA/月刊カメラマンの読者ページで
ニコ爺・キャノ坊・オリンカ…とか言いながら月遅れで罵り合い
オートバイもヤマハは軟弱 漢の川﨑(電装系ガラスのカワサキとか)
とか言ってたのがリアルタイムになって ステマもわかり易くなったと思えば。(まぁカワサキの電装系は本気でガラスでしたけど…)
結局実機触って プライスタグ見つつ悩んでいる時が一番幸せと言うことで…。
三日ボーズ
しかし・・・Leica自慢多いですね〜。
タロウカジャ
マニュアルフォーカス、近接撮影は出来ない、手振れ補正を搭載していない、メモリーはシングルスロット、そしてとんでもない値段と国産の新製品で欠点と厳しい批評しているはずの問題点もLeica様は別なんでしょう。
三日ボーズ
「YouTubeの画面」で「作例」を見る限り、画質の違いは分からないからYouTubeで違いを言ってる意味が分からないし「作例」の写真自体、何を撮ってるのか分からないものばかりなので、そういうのは見ないことにしています。
774さん
「ヤシコンのMMではツアイスの良さはわからん 西ドイツ製のAEでないと味は出ない」とか。 ライカでもパナのコンデジはパナライカとか…(まぁアレはしょうがないか)
うちの業界でもお客様が「ロー○ンストックのような舶来(海外製とは意味が違うらしい)こそ至高」(今ほとんど鯖江製)「レ×バンこそ究極 アメリカの良さを…」(今ほとんど中国製 そもそも昔のレ○バンと会社が違う)
最近は面倒くさいので 「はいはいお帰りはあちら」的対応になってますけど 最後は愚痴でした。
三日ボーズ
今のネットでの「ご意見」は急速に拡大するので、ちょっとしたことで、写真そのものへの考え方を変えることもあり、カメラの開発への影響もあったります。
フルサイズは解像力が高いという誤解や、センセーの高画素化とか、ローパスフィルタの有無とか、結構ネットの影響があったのでは?というものがあります。
YouTubeは、かつて雑誌カイワイの範疇であったものが、浅く広く急速に世間のご意見になってしまうということであり、それがいやだ、と思っている、ということなのであります。