まあ、終わった・・・
京都にある「P-act」という小さな舞台で、浄土真宗の方と「声明聴きくらべ」という催しをやってきたです。
思い返せば、コロナの前に、相方の藤波さんがこの場所で「声明独演会」というのをされていて、それを拝聴して「良い雰囲気だな〜」と思い、何故か「オレもやりたい」と思ってしまったのですが・・・
コロナ禍になって有耶無耶・・になったか・・・という感じだったのが・・・
今年になって、お話をいただき、覚えていて下さったというのが嬉しかったので承った次第。
その時は・・・半年くらい前だったか?
・・・まぁ「先の話だな〜」くらいの感じだったのが、ここに来て身辺忙しくなって、練習の時間も無く、ちょっと心配になる。
前の晩も、ホテルでMD!と聴いて復習するのは、なんだか受験前夜か?・・・という感じ。
新幹線の中でも、普段唱えない声明曲の練習してたし・・・
この猫背はどうにかならんか?!・・・と思う。
「お客様」は12人だったか・・・
すぐ目の前に座っていらっしゃる・・・。
これが、案外・・・・だった。
私らは、落語の高座みたいで。
背中に何百人いても平気なのですが、面と向かってお唱えするというのは、先ず無い!
しかもこの距離というのは、絶対に無いので・・・戸惑っております。
でも、楽しかった〜。
相方の藤波さんとの雑談も、楽しかった。
声明に関して、まあ、お客さんが面白く聞いていただけるかな?という話しをしたつもりですが、さて、楽しんでいただけたか?
声明の「聴き比べ」も、実はちゃんとするのは初めて。
会場の常連さんが、興味を持って来てくださった、というような方もいらっしゃったようで、そんな「声明ってなに?」という方にも楽しんでいただけただろうか?
実は、お唱えしながら、これは良いのか?・・・と思う、迷いもあった。
声明そのものを、お客さんに聴いていただくのは良いが「どうだ、上手いだろ?!」的な、思い上がった状態になってないか?
・・・という迷いですな。
声明に親しみを持っていただく、というのが第一義で、ワタシのプログラムには智積院の法要を聴聞して欲しい旨を書いておいた。
これをキッカケにして、寺の法要に足を運んでいただければ、嬉しい。
そういう気持ちで唱えてはいたのだけれど・・・
これまで、ホールでの声明公演を否定してきたことと変わりないようで、気が重くはなっていた。
声明を研究・研鑽するお仲間みたいな感じでの「2人会」ということで、自分にも納得させて・・・
まぁ、ヤヤコシイことは考えずに楽しんでいただけて、声明に興味を持っていただければ、ということで・・・
ワタシが声明を研究しようと思ったときに、そういう情報がネットにも無かった。
そんな中で、見つけたのが、師の「京都生まれのきままな遁世僧・今様つれづれ草」というブログだった。
→→ https://namoamidabutsu18.blog.fc2.com/?fbclid=IwAR3KlD1n3tjk9MHAA83-Pcvfj1ALFJVRbNoOhuazJ6k3bvJ9x9-IFW6ohUQ
これで、随分と勉強させていただいた。
それとFacebookでだったと思うが「友達」になって、法要に伺ってからのお付き合い、という感じ。
初めはブログ主と結びつかなかったが・・・ネットの縁もバカに出来ない。
かつて何度か取り上げた「法会の女人」さんと、最近よくコメントをくださる「タロウカジャ」さんが来て下さったこと、有り難し!
そして、なんと「宇都宮から来ました」という方がいらっしゃって、一瞬思考停止した。(^^;)
四国を回った後で寄ったと仰るが、オマケに知ってるお寺の檀家さんで、分かってたらモンノ凄いプレッシャーだったわサ。
(>_<) (^o^)
「宇都宮でもやってください」と懇願されたものの、あの場所と相方あってのことなので、地元ではできないです。
さて「次」があるのかは、分かりませんが・・・・
この記事へのコメント
タロウカジャ
三日ボーズ
藤波師と一緒だとついマニアックな話になってしまうのを、なんとかそうならないようにと思っていましたが、何か伝わったでしょうか?
あんなにバラバラにお経を読むというコトも無いですが、解説しながらというのもなく、また、打ち合わせもしたような気がする程度の、ほとんどぶっつけ本番でした。
おいでいただいた甲斐があるものになっていれば幸いです。
ひるのいこい
「三日ボーズ様の声 めっちゃええねん」(原文ママ)
だそうですよ。 まぁ 予期せぬ所で知り合いがいれば硬直しますよねぇ…
(経験あり)
三日ボーズ
m(_ _)m
007
”まさひろ”さんではなくて”しょうこう”さん、「でしたか、、、
受ける感じが違ってきますね、。
小生もお聴きしたいですね(*^_^*)
三日ボーズ
声明の研究は生涯のテーマと思っており、そういう関係での縁は大切にしつつ、多くの方に仏教とのご縁を結んでいただくのも、ボーズとしての指命かなと思っており、これは、可能な限り続けるべきことで、まあ、こういう生涯の目標のようなものがあるのはありがたいことと思っています。