リコー・ペンタックス「マニュアル・ハーフ」?
開発中というペンタックスのフィルムカメラは、ハーフサイズ?
リコーイメージング株式会社(代表取締役社長:森 泰智)は、2022年12月にお知らせしたPENTAXブランドでフィルムカメラの開発検討をおこなう「フィルムカメラプロジェクト」が次のステップに移行し、製品化に向けた開発段階に入りましたことをお知らせいたします。
【開発中製品の概要】
・製品名:未定
・発売時期:2024年夏頃の発売を目指して開発中
・価格:未定
・ 35ミリ判コンパクトフィルムカメラ
・縦位置構図を基本とし、フィルム1コマに対し2コマ撮影できるハーフサイズフォーマットを採用
・巻き上げレバーによる手動フィルム巻き上げ方式および巻き戻しクランクによる手動巻き戻し
・手動で設定が可能なゾーンフォーカス方式を採用
初めて持ったカメラが、オリンパス・ペンSだった。
小学校の修学旅行に父が持たせてくれて、以後、自分用カメラになった。
小遣いではおいそれとフィルムは買えず、20枚撮りのを買ってもらってたように記憶。
オリンパス・ペンSはハーフサイズ。
35mmフィルムは、元々が、映画用のフィルムを横に使って、映画の2コマ分を1枚として使うもの。
これも、廉価と機動性が目的で造られた。
その35㎜フィルムを、逆にもどして、映画の同様のフレームにして倍取れるようにしたハーフサイズ・カメラは、勿論、経済性のタメ。
フィルムも高かったが、プリントは倍になるのだから、不経済とも言える。
私は父がやってるように、ネガ現像をしてから、プリントするコマを指定してプリントしていた。
今回のリコーペンタックスのプロジェクトでは、このハーフサイズが復活するという。
現在のフィルムのお値段は、昔以上だと思う。
そこで、ハーフサイズ、というのは、なんか貧乏くさくて嫌だな〜と思ったりする。
(「貧乏くさい」ってコンプライアンス的にダメ?)
リコーのプロジェクトを聞いたときには、35mm一眼レフを想像していた。
ニコンのFMのような。
「ペンタ」には拘るものと思っていたから・・・
若しくは、廉価版ライカのようなもの(ライツ・ミノルタ的な)ならば、レンズは造らなくてもいい・・・と思ったが、ペンタックスにレンジファインダーの技術は残っていないかもしれない。
「ペンタ」だし・・・。
この内容をみると「オモチャ」しか想像できない。
おそらく、そこそこのお値段になると思うが、どういう客層を考えているのか?
そう言えば、リコーには「リコー・オート・ハーフ」というのがあったから、リコー的にはハーフサイズへの思いがあるのかも知れない。
35mmでもない、ペンタプリズムも無い・・・では、ペンタックス的には遠い存在と言えなくも無い。
フィルムっぽいエフェクトなどは、チェキでも色々できる。
そういう時代に在って、この企画は受け入れられるのか?
ところで、ハーフサイズのプリントを機械でできるのか?
この記事へのコメント
タロウカジャ
フィルム代と現像代だけでも最低1本2,000円程度は必要です。
別の情報サイトでは待望論が多いですが経験している者とすればなぜ
ローライ35の様に今でも手元に置いておきたい機種を開発発売しなかったのかが残念です。
過ってコシナ/フォクトレンダーがライカの初期のタイプからM6タイプの機種まで開発・発売を行っていましたが今ではM用レンズの発売だけとなっています。
ペンタックスブランドにそこまで完遂する覚悟があるのかが問題です。
三日ボーズ
しかもひとつのレンズに単層コーティングと多層膜コーティングとか、材質・塗装仕上げ・構造違いで何タイプも出すなど、趣味性に振っていて、海外のYouTuberには、ライカのレンズと同様に評価されているようです。
かつてニコンがS3とかをリバイバルした時、技術の残すというようなことを言っていたようですが、それから随分経って、本当に絶滅のギリのところでしょう。
リコーもGRという拘りを持っているとは言え、まったく狙い目は違うとおもいますし、もうすでにズレている感が強いですね〜。
ソコぢゃない!・・・という感じがします。
機械だけだったころのカメラを知らない世代にはウケるでしょうか?
007
追い打ちを掛けるようにフィルムの扱いがハーフサイズなのは??
、、、へんてこりんですね(◎_◎;)
だいたいポジ用のプラマウントは販売してないし、、、
この企画はNG?ですね、。
三日ボーズ
一眼レフも、なんだか良くワカンナイ感じになってますし・・・ま、どういうのが出るのか?
楽しみにしておきましょう。