「来場者プレゼント」・・・私の好きな言葉です

ホントは「ククルスドアンの島」を見に行くつもりだったのだけれど「来場者特典」が付いた『シン・ウルトラマン』に変更。
また見てきた。

『シン・エヴァンゲリオン』の時も、来場者プレゼントに釣られて何回も観たなぁ〜。
さすが、オタクの権化はオタクの気持ちをよくご存じ。

下の写真は、ウルトラマンの、今で言うスーツアクター古谷敏さんのFacebookから頂戴したものだけれど、カラータイマーが付いていないウルトラマンだ。
デザイナー・成田亨先生とは無関係に作られたらしいが、その過程にあったもののようだ。
若しかしたら、成田先生的にはこれが完成だったのかも知れない。
目の中の「黒目」もなく、よく見ると「筋」の様になってる。
これが最初の「のぞき穴」だったのだけれど、殆ど見えず、記者発表の時に、手を引かれて歩くヒーローの姿に、成田先生自らが、ドリルで穴を開けたという。
それか後にもっと大きくなったとか。
胸板の強調も無い。
これにスラッとした「シン・ウルトラマン」の原型を見ることができる。
顔も、最初のウルトラマンが伺える。




「特撮アーカイブセンター」のこけら落としの時に、そのセレモニーは撮影禁止となっていたが・・・
沢山集まってくれた人たちへの気持ちがあったのだろう「もう良いんじゃ無いですか？」という関係者の機転があって、ウルトラマンの撮影会になった。
その時、樋口真嗣監督が「あ、目を点けましょう。本物もね耳の所にスイッチがあるんですよ」というようなことを言って、右耳の中のスイッチを入れた。
そのスイッチが「シン・ウルトラマン」にもある。
そこ・・・拘ったですか？！



「来場者プレゼント」・・・私が釣られる言葉です。