声明の、音探しの旅

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正月のお札の申し込みはドンドン来るのに、業者からのお札の納品がまだ。
お〜〜〜〜〜い!!

・・・何にもできない。

しゃ〜ないので、思い出したように、声明の音探しの旅。

声明の初重・二重・三重という音の高低のグループがあるけれど、これは声明曲によって違うのか?

四座講式、釈迦念仏、光明供と・・。
四座講式の初重と三重はぴったりオクターブだけれど、二重はそもそも節が異なる。

それに、そもそも何が問題かというと、いにしえ人が付けた博士(文字の横に記された音譜)がデタラメだということ。

これは、伝承が変わったのではなく、釈迦念仏、光明真言は根本的に間違ってる。
四座講式は、伝承の変化があるかも知れない。

今の我々は、デタラメな音譜を見ながら、口伝の音を出しているという状態。

ナンダカナ・・

博士を書き換えて見ると、あ〜らスッキリ〜 (^o^) するじゃ〜あ〜りま温泉。

一度コレが分かっちゃうと、もう、経本のデタラメな(あるいは間違ってる)博士には戻れない。

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CDになってる阿闍梨さんの声も、音域ギリギリだと、高音も低音も不安定になって、半音くらいはズレて、どの音だかワカンナイ感じになる。

その半音が、本来出したい音の上なのか下なのか?
博士が間違ってるのか、合ってるのか?
博士が間違ってて、唱える音がズレているのか?
間違ってるとしたら、どうして間違ったのか?

・・・とか、色々ある。

一筋縄ではゆかない。

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