宇都宮、多氣山・八朔祭・万灯会
このブログでは毎度おなじみ宇都宮の多氣山では、明日が八朔祭。
その前の晩の宵祭り・万灯会が行われた。
なにせ、かつて無い規模の台風が近づいているという状況。
雨と風ではどうにもならないイベントだったけれど、ちょうど法要の間だけ、雨が上がった。
ちょっと規模縮小だたけれど、なかなか良い雰囲気。
こっちとしても、久し振りの仏教的行事の撮影が嬉しかった。
ニコンZ 6+14-30mmと、ソニーα7Ⅲ+24-105mmを持ち出す。
ホワイトバランスを太陽光にした。
オートでも良いんだけど、なんか、空々しい感じになってしまうので、灯明の赤みを出す。
こういうのが、手持ちで撮れるのは嬉しい。
あっと、オリンパスをテストすれば良かったか・・・?
・・・という余裕は無かった・・か。
今回、この行事をするかしないか、随分と考えた結果「こういう時こそやるべきだろう」ということで、やることになったという。
こういう疫病や天災は怨霊の仕業と考えて行った祇園祭を中止と言われちゃうと、本末転倒、ということなのだが・・・
いまや、伝染病の移り方もある程度分かって、クラスターとが言われちゃうと、行事も避けるしかない。
こんな時こそ「神仏を拝む」ことの大切さがあるが、3月以降、軒並み中止、というか、やるにはやるが無観客、というのが神社仏閣の方策。
致し方なし・・・ではあるけれど・・・
「疫病退散のお札あげます」といえばみるみる無くなった。
神仏を拝む気持ちの強いことを実感する。
なればこそ、この多氣山の判断は力強く、有り難い。
こんな状況、小雨交じりだったが、多くの人が来山され、特別ご開帳のご本尊様と縁を結ばれた。
写真を撮らせていただいて、ただそれだけで上半身汗びっしょりだったけれど、この暑さの中、マスクをして七条袈裟という衣帯で護摩導師をする住職は、ホントに修行のようだろう。
有り難し!
コレと次の写真の露出は、どっちも正解・・・?
たぶん、どっちも正解。
iPhoneとかフルオートのカメラで撮ってると分からんことですが、写真をあれこれ考えて撮ってる人は、あれこれ考えているのですよ。
露出だっていろんな「正解」があるわけで、仕上がりを考えて、あれこれ考えたり撮ってみたり、と。
来年は、ちゃんとできますように・・・
この記事へのコメント
油注し
素晴らしい。
揺らいできれいなことと思います。
三日ボーズ