キヤノンのG9xというコンパクトカメラを重宝している。
レンズを格納すると小さく薄くなり、ポケットなど、どこにでも入る感じ。
スーツのポケット、白衣の袖の中、ブリーフケースのポケット等々、意識せずに持ち歩けるカメラの存在は有り難い。
キヤノンのS100は確か1/1.7型だったか。
明らかに画質が落ちた。
G9xは1インチ。かなり画質が良くなっている。
今のG9xは、フォトショップでちょっといじるだけで、かなり良くなるが、逆に言うと、フォトショップでいじらないと、ぱっと見、メリハリが無い、という感じがする。
そんなこんなが気になったので、今回、色々試してみた。
これは、SONYα7Ⅲ+24-105mm、の24mm側。
みな、プログラム露出オート、オートホワイトバランス、-2/3露出補正。(他のも全部同様の補正)
絞りがいくつか確認していないですが、絞りをコントロールしないと、被写界深度が浅い。
ただ、全体のコントラストというか、キリッと感はいちばん。
例えば、よくこんなのを撮る。記録として、ブログ記事として。
ちなみにこれはキヤノンG9x。
こういうのは、センサーが小さい方が、全体にピントが合いやすい。
しかし、全体にキレも無ければコクも無い・・・って感じ?
最終的に画面縦横比が同じで、センサーの素子の配列が同じ数だったとしたら、小さいセンサーも大きいセンサーの「解像度」は同じはず。
しかし・・
レンズという物理的な物が物理的(光学的)に結像させる像は、小さいセンサーのソレと、大きいセンサーのソレとは同じではない、ということだろう。
大きく結像したものと、小さく結像したものを、同じ大きさに拡大した場合、理論上は同じ解像度であるはずだけど、ソコはやっぱりちがう、というこなのだろう。
だから、小さいセンサーの画像を拡大しても、大きなセンサーの画像とはちがう、ということだと思う。
ちなみに、上はパナソニックGX7MarkⅢ+15mm。
これも、絞り開け気味の露出になる傾向があって、ピントが浅い。
でも、発色は安定している感がある。
SONY、等倍。ヨシヨシ・・・という感じ。
キヤノン、等倍。やっぱり、キレが無い、という感じ。
同じような感じで解像はしている感じ。でも、やっぱり、キリッとしていない。
それに、輪郭補正が目立つ。
パナソニック、等倍。これが意外に健闘している。
2000万画素、ローパスフィルターレス、というのが幸いしているのだろうか?
ついでにオリンパスE-PL6+12mm。1600万画素。古いカメラですが・・・参考に。
結構多くシャープネスがかかっているのが良く分かる。
今回、改めてこんなことをしているのは、リコーGRⅢが欲しいかな~?、と思っているから。
キヤノンG9xのように厚みが無く、持ち歩き易くて、APS-Cということで、高画質が期待できる。
同じように持ち歩けるなら、明らかに画質の差があるG9xをGRに換えるメリットはありそう。
G9xと同じような感じで持ち歩け、明らかに良い画質でキチンと撮れる、ということなら、換えるべき、か。
今回の上越行きのような時には、カメラも一台、レンズも28mm相当が一本あればいい。
GX7に14mmパンケーキレンズを着けても、GRに較べれば、較べるまでも無い「厚さの違い」がある。
SONYα5000とかα6000とかに18mmなどの薄いのを着けても同じ。
SONYとパナソニックでは、どっちもどっち。
なら、レンズだけで済むパナソニックがいい。
しかし・・・やっぱり、GRとは厚さのレベルが違う。
持ち歩き易さと画質、ということを鑑みると、やっぱりGRか・・・
G9xは、やはり「記録的な用途に限る」的な使い方からは抜け出ない。・・・と思う。
小ささと画質のバランスは取れていると思うけれど・・・。
他のセンサーサイズの大きなカメラと較べれば、どうしても見劣りしちゃう、ということでございます。
僧言えば・・・
今回の声明公演がなかったら、上越ナントカという駅とか、そこからえちごトキめき鉄道とかに乗って、春日山という駅に降りる、なんて~ことは無かった。
一生縁が無い場所だったに違いない。
日本中、そういう所ばかりだ。
こういうご縁があったのだから、この日限りでも、旅を満喫せねば、と思う。
折角の遠出なのだから、ちゃんと写真も撮りたい。
電車の旅を楽しみつつ・・・というトキに、気軽に持ち出せる、というか、そんなことも意識しないですむようなカメラが欲すい~。
GRⅢの弱点は、EVFが無いということか。
・・・と思う、今日この頃。
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