葬儀はどこへゆく?(その5)・・・遺影を撮る

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「エンディング産業展」で、意外に少なかったと思ったのが「遺影」に関するもの。
これ、イチバン大事なものだと思いますが。

葬儀発生で、家族の一番最初の仕事になることが多いでしょう。

今は、とにかく、誰でもいつでも何処でも写真を撮れるわけですが、何かの時にキチンとした写真を撮る、という習慣を、日本人は無くしてしまいました。

その結果、「町の写真屋さん」が無くなりつつあります。
絶滅危惧、です。

故に、「写真が寂しい」という場合が多い。
最近、遺影が寂しいケースが多すぎる。
今回の寺の住職の写真も寂しかった。
こんなことなら無理遣りにでも撮っておけばよかった~。

・・・というワケで、「遺影撮ります!」

ご用命くだされ・・・という風にしようか、と思ったりする。
ある程度の照明が必要なので、スグにはできないですが。
・・・それを理由にニコンZ7を公費購入・・・という悪巧みもあったりして・・・(^_-)

それはさておき、とにかく重要な遺影。
故人を偲ぶのに、相応しい遺影が無くてはならない、と強く思うデスよ。

父の場合は、亡くなる2年前くらいだったか、「遺影を撮るよ」と言って、撮った。
ナンダカ嬉しそうにも見えた。
写真好きのくせに、自分の写真はチャンと撮ってないんかい?!・・・と言われちゃシャ~ナイからね。
・・・ということで、親孝行でんがな。

まあ、チャンとしたものを作ってあげられたかな、と思います。
子供としては、ちょっと年を取りすぎてた。
あと、5~6年前、いや、10年前くらいが、父に相応しいような気がしています。
父が「現役」で公的な法要とかにも出ていたのはその頃なので、お仲間の皆さんにとっても、10年前くらが良かったろう、と。

自分の遺影も撮ってありますが、コロモの色が変わってから、撮ってないので、近々取りに行く予定。
地元の有名どころの写真館がお檀家さんだということが分かったので。

葬儀やら、お墓やら・・・と心配するまえに、葬儀の写真ですよ!、みなさん!

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