遠雷・・・

近くに「雷電神社(らいでんじんじゃ)」という神社がある。 江戸時代までは、ウチの住職が行って祭礼を行ったらしい。 光孝天皇が仁和2年(886年)3月15日に洛北の賀茂別雷神社を分霊した神社であるという。 享和2年(1802年)に光格天皇の臣下が当地を巡行中嵐に遭い、当社の雷除・嵐除の加護を知って参拝したという。 お隣、群馬県の板倉雷電神社(いたくら らいでんじんじゃ)とも…

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蝉時雨・・・

客観的に見て、というか、聴いて、やっぱ境内のセミは五月蠅い。 ・・セミなのに「五月蠅」とは是如何に?(^^) 今、お世話になってる植木屋さんも、本堂の清掃をお願いした業者さんも「セミの鳴き声が凄いですね」というようなことを言っている。 まぁ、普通の家ではないですワナ。 なにせ、昔から、セミを育ててるようなもの。 庭で育って、生まれて鳴いて・・・ですからね〜。 …

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宇都宮佛教会「灯ろう流し」

8月3日、宇都宮・宮の橋にて、灯ろう流しを厳修。 時に宇都宮市の「ふるさと宮祭り」の日。 多くの方が駅から会場に向かう途中で、灯ろう流しをご覧になってるようでした。 これも「宮まつり」の一環かと思われてるのかも知れませんが、実は違います。(^^) 行事としては当方のが戦前よりと古く、その日を「宮まつり」の日に当てているのでした〜。 会長として、法要の中心にいなければ…

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お盆と供養と信心と・・

お盆のトーバをずっと書いているワケですが、書きながら、毎年この数に驚くのでありますよ。 お寺からの「お願い」は「希望制」なワケですが、中には、強制と思ってしまっている方も、若しかしたらいらっしゃるのかも知れません。 しかしながら、多くの方が、お盆の供養をされる。 お盆には、お寺に塔婆を書いて供養して、それで毎年のお盆を迎える、ということが、キチンと成されている、ということが嬉し…

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寺務所の椅子が壊れた

その兆候はあった。椅子のローラーのベアリングの玉が、ポロリポロリと落ちるようになっていたのだが・・・ ある日ある時、椅子がボコッって言って壊れた。 ワタシはコケた。 なんでか知らないが、平成16年にお世話になってる工務店さんが寄付してくださったよう。 何でもカンでも購入日とかを書く父が、やっぱり、しっかり、書いていた。 こういうのをダッサイなぁ〜と思いつつも、こういうときには「…

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アザラシ幼稚園〜

即座に「アザラシ幼稚園」という呼び名ができたようだ。 オランダにあるアザラシのリハビリ・研究センターの24時間のライブ配信が人気のよう。 のぞきに行くと、多くの「日本人!」が見ていて、コメントしてる。 コメントが殆ど日本語〜(^o^) https://www.youtube.com/watch?v=aXAsMcmtJTc 保護された子供のアザラシが、それぞれ…

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当山・施餓鬼会、終了ナム

まぁ、色々ありましたが、ナントカ施餓鬼会終了なむ。 そして、終わると「こう」なります。 本堂の中はエアコン完備になりましたが、法要が終わるころには、外にも沢山の方が見え、法要終了後の塔婆配りを待っておられました。 こういう沢山の信心によって寺は支えられ、また、寺の役割はこういうことにあるのだ、ということを実感する時であります。 また、僧侶の方々にも、13人の御…

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せみしぐれ・・・

とにかく暑い・・・ 気温が体温並みやら、体温を超えるやら・・・ セミは相変わらず鳴き続ける・・・ 仕事ははかどらない・・・ 施餓鬼も終わった・・・ さて、お盆、だ。 お天気はどうだろうか? いったい、いつまでコレ(棚経)を続けるのだろうか? 夏は、厳しい・・・ まだまだ色々やることが…

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お盆と供養と信心と・・(その2)

日本人は、亡くなった人は、人間を超えた存在、即ち日本の神様の領域となっているという意識があり、故に「ご先祖様がお見通し」という思いがあり、これが、そのの道徳心のベースにあるのだと思う。 仏教の考え方に「戒律」というものがある。 「律」は、集団(僧団)の規則。これは罰則があるが「戒」に罰則は無い。 戒は、心に置くもので、それを授かった(知った)ら、それを犯すと、気持ちが悪い・…

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