仏教への誤解・その6(葬式佛教)

平安時代、僧侶は天皇から認可していただく官僧で、故に、死穢を避けねばならず、僧でさえもキチンと葬送をして貰えないのが一般的だった。 これはあまりにも惨めなことではないか、という思いがあり、お互いに葬送をしようという意識が生まれた。 天台僧の間に「二十五三昧会」ができる。 比叡山横川(よかわ)の源信僧都が986年に組織したという。 比叡山内横川にあった首楞厳院で、25人の僧…

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