あれや、これや・・・

嗚呼10月。 もう10月。 既に10月。 何と10月。 あれ10月。 さて10月。 驚け10月。 焦る10月。 田邉尚雄という方の『日本音楽講話』という本を入手。 大正8年が初版。 我らが『新義声明大典』の初版が大正6年で、その内容をキッチリ批判しておられる。 それに、田邉氏の声明に関する記述にも間違いがあるので、その原文が欲しくて購入。 以前なら、探しようが…

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人の行く末・・・

世界中に、色んな民族・宗教があって、死んだらどこへ行くか・・・が違う。 本来、人間という生物が死んで、どうなるのかは「ひとつ」だ。 しかし、どうしてそんなに色々あるのか? それは「分からないから」だ。 分からないから「理想の世界」を作る。 我々は「極楽」という。 「極めて楽」・・・もう身体が無いんだから、身体の痛み苦しみが無い。 そして、心の痛み苦しみも無い、そういう所に行…

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人の行く末・・・(その2)

真言では、亡くなった人は、密厳浄土に行くと言う。 仏様はそれそれに自分の世界を持っていて、それを仏国土という。 密厳国土は大日如来の仏国土。これは、仏様の世界、ということ。 真言密教の根幹は「即身成仏」である。 これに関して『智山教師ハンドブック』という、我々のアンチョコのようなものには・・・ 「今生きているこの身このままで成仏することである」と書いているが、これはいかがな…

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人の行く末・・・(その3)

初めに書こうと思っていたものから、ドンドン離れてゆくマンです。 覚鑁上人が真言宗に浄土思想を取り込んだ。 その著書『五輪九字明秘密釈』をもう一度よく読む必要があるだろう。 ここで、機根に応じて順次往生と、現身往生があると説いた。 現身往生は、三密行を修めることで可能となる。 現身往生を即身成仏と同義とする見方もあるが、ワタシは違うと思う。 「往生」というのだから、文字通り「往…

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人の行く末・・・(その4)

このまま行くとどこまで行くかワカランようになってしまった。 覚鑁上人の考えの件はこのへんで終わって、後々調べよう。 前回の覚鑁上人の著書は、どうも、自身の最晩年に自分の為に書いたものと思える。 そんな切実としたものを感じる。 南無阿弥陀仏で極楽往生というムーブメントの中、真言教学では、死後の行く先が分からない。 覚鑁上人も、死を目前にして、そのことを感じていたのだと思う。 「…

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つれづれ・・・

日曜日に、小学校の同級生の家に行って仏壇開眼をやった時に、畳の上にあった物を取ろうとして、スジを痛めたのか? 骨盤の右側の筋肉が痛くて困った・・・ 靴下もはけなくて、奥様に履かせて貰ってる介護生活。 何でそこで痛める?・・・ということと、痛みが引かないこと。 年か・・・と、しみじみシジミ。 夕食の頃になると良くなってくるのだけれど、朝は、またベッドから起きられないようになっ…

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葬儀のお値段・・・

Twitterに「カレー坊主」さんという方がいらっしゃって、いつもは、ニコニコしながらカレーを食べてるんだけど、下のようなツイートをされました。 調べたら「第87回、毎日広告デザイン賞」なんだとか。 かつて、広告に興味があったころ、本気で応募したいと思ったことがある憧れた賞だ。 ここにコレがあった。 カレー坊主さんに指摘いただかなければ分からなかった。 これが、出された時、…

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葬儀のお値段・・・(その2)

このイオンの広告。 一般公募のもので、実際に掲載されたものではないという可能性もあるが・・・ 以前、広告デザインとか、CFとかに憧れていた時に応募しようと思ったことがある。 そうだとすると、これはこれのデザイナーが「自分ならこうする」という立案だった可能性がある。 もし、新聞に載っていたら、いくら何でも問題になろうから。 そうだとしても、これを考えた人と、これを選んだ人の「心」…

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