仏教とは・・・(その8)葬式仏教とは

比叡山横川の「二十五三昧式」というのは、死んだら亡骸をうち捨てられることないよう、自分たちできちんと弔いをしたい、という思いが込められたものと考えられる。 逆に言うと、ボーサンであってもそういう扱いだったということだと思える。 地獄の恐ろしさを綴り、おそらく今で言うベストセラーになったであろう『往生要集』にその方法が書かれているというが、魂は往生しても、遺体の扱いが悲しすぎる、と…

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